石けんと保湿のはなし

《お子様連れOK》湘南 茅ヶ崎 辻堂の手作り石けん教室 savon-dayにいさとです。
朝晩、ピリリとした寒さが堪える季節になりましたね。
着るものだけでなくお肌への対策も必須の時期に突入していますが、この時期から特に気になるのは乾燥ですよね。
今日は保湿をテーマに書いてみようと思います。
まず、化粧品や石けん、ボディケア商品の「しっとり」「さっぱり」の違いって何だかわかりますか?
もちろん使用感の違いなのですが、それは具体的には保湿剤の配合量(配合成分)の違いです。


保湿成分として一番使用されているのは「グリセリン」という成分で、これは皆さんがお手持ちの化粧品やシャンプー、ケア用品には、ほぼ配合されています。


このグリセリン、保湿効果が高いだけでなく吸水性もすばらしいので、外部(外気)からの水分を引き寄せて取り込むこともできるんですよ。

それが潤いとしての保湿効果なんですね。


グリセリンは保湿材としてだけではなく、甘味料や医療品など多岐にわたり使用されています。


こんな万能選手のようなグリセリン、石けんを作ると副産物として勝手に出来上がってしまいます。

メーカーではグリセリンは高価で取引されるので、できあがった石けんからグリセリンを抜き、後から少し添加する方法が取られています。


石けんを自作するともちろんそんな作業は行わないので、グリセリンがそのままたっぷり配合された状態で使用することができるのです。

グリセリンや油脂により洗浄力がマイルドになり、必要な油分を取りすぎないのが、手作り石けんがしっとりする、肌に優しいと言われる理由なのです。


手作り石けんに興味を持たれた方、ぜひぜひレッスンにいらしてくださいね。

savonday.make★gmail.com(★を@に変えてください)


(ちょっと小話)

みなさんご存知の牛乳石鹸、青箱と赤箱の違いをご紹介します。

洗い上がり

・赤箱→しっとりすべすべ 

・青箱→さっぱりすべすべ


うるおい成分

・赤箱→ミルク成分+スクワラン

・青箱→ミルク成分


だそうです。

キーは保湿成分ですね。季節によって、またベビーは赤・パパは青、と家族内で使い分けても良いかもしれませんよ。

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